MOLS-NAVI開発
世界的に脱炭素社会への転換が急速に進んでおり、輸送（物流）業界においてもモーダルシフト、共同配送、輸送網の集約等による物流効率化が国をあげて推進されています。 丸山運送においても独自のモーダルシフトに向けたシミュレーションシステム「MOLS-NAVI」を開発。脱炭素社会に向けての一翼を担ってまいります。
㈱ゼンリンデータコム様の
ご協力により開発した
当社オリジナルのシステム
「モーダルシフト」とは、トラックなど陸上輸送で行われている貨物輸送をより環境負荷の小さい鉄道や海上輸送等に切り替えることをいいます。「MOLS-NAVI」は、㈱ゼンリンデータコム様との共同開発で実現した、経済性と環境配慮の両立をめざす物流最適化のツールです。
トラック・鉄道・船舶の輸送モードの違いによる
CO₂排出、コストの違いが一目瞭然
出発地点、到達地点、そして貨物重量を入力すると、トラック・海上・鉄道各ルートごとに所要時間・距離・運賃・CO2排出量を瞬時に見える化することができます。輸送段階のCO2の排出量を可視化することで、最適な物流・輸送手段を検討する材料にでき、今後のSDGsへの取り組みを進めることができると期待しています。環境に優しい輸送モードを検討でき、また道路交通渋滞問題の解決、SDGs、ホワイト物流実現の手段として運輸業界や取引先様からも注目されています。
INTERVIEWインタビュー
最適な物流・輸送手段を
検討する貴重な
情報提供を
温室効果ガスの排出量削減に向け運送会社としても積極的に取り組んでいく必要がありますし、1年間の時間外労働が960時間と上限規制される「物流の2024年問題」に対応するためにも、より効率的に運送ルートを荷主様とともに検討していきたいと考えています。その取り組みのひとつがMOLS-NAVIの開発であり、最適な物流・輸送手段を検討する材料にしていただいています。ルートや鉄道のダイヤの変更など随時のメンテナンスが必要ですが、社会的な意義がありますので、今後もMOLS-NAVIをベースとした精力的な営業提案活動を行っていきたいと考えています。