MOLS 1.0
MOLS(Maruyama Optimized Logistics Service)とは、鉄道や船舶などを輸送の中心に据え、そこにトラックを補助ビークルとして組み合わせることにより生まれる経済性とECOの両立をめざす物流最適化の提案です。鉄道、船舶、トラック、それぞれの特性をフルに活用することによって経済性に優れ、リードタイムを損なうことなく、環境への負荷を低減する理想的な物流プラン。その第一弾として、MOLS1.0のサービスをスタートさせました。荷主様のニーズと環境負荷低減、バランスの取れた理想的なロジスティクスの開発と提供。トラック輸送を主体としてきたMaruyamaの新たな挑戦です。
POINT 1CO2排出量
貨物輸送に鉄道や船舶を組み込むことで、大幅にCO2排出量を削減することが可能です。
【 輸送量当たりのCO2排出量(2019年度 貨物) 】
CO2排出量はトラック輸送と比べた場合、鉄道は92%、船舶なら82%も少ない。
POINT 2エネルギー消費量
エネルギー消費原単位で比較すると、トラック(営業用自動車)は鉄道の6倍ものエネルギーを必要とします。
【 輸送機関別エネルギー消費量原単位(kcal/トンキロ) 】
POINT 3安定性
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時刻表通りの運行
貨物列車は、決められた走行速度と時刻表通りに正確な運行を行なわれています。
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線路に渋滞がない
線路での輸送は渋滞がなく、また天候の影響も受けにくいので計画的な出荷に最適な輸送手段です。
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リードタイムの短縮
約500kmを境にして、多くの場合リードタイムはトラックよりも短くなります。
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交通事故リスクの軽減
道路上を走行すると心配される交通事故などのリスクが軽減されますので危険品など安全性が求められる貨物の輸送に最適です。
POINT 4輸送コスト
輸送距離が概ね500kmを超える場合、断然MOLSがお得です。リードタイムもトラックより短くなります。
POINT 5コンテナのサイズ
鉄道輸送において使用されているコンテナの殆どは12フィートコンテナ、通称「ゴトコン」と呼ばれている積載重量5トンのコンテナです。トラックとは異なり、コンテナの自重に関係なく貨物重量5トンまで積載することが可能です。特徴としては、側面の開口部が大きく開くことができるためフォークリフトによる貨物の積み込み作業を効率的に行うことができます。
POINT 6鉄道輸送に向いてる貨物
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鉄道輸送の主な取扱い貨物
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鉄道輸送に向いている貨物
- 容積が小さく重量が重い貨物(比重の軽い貨物はトラックの方がお得!)
- 振動に比較的強い貨物
- 遠距離に早く届けたい貨物
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注意を要する貨物
Maruyamaは、運搬する貨物の特性に合わせた梱包・輸送手段をご提案いたします。
お気軽にご相談ください。- 【 精密機械 】
- 走行中の振動が精密機械にダメージを与える可能性もありますので、梱包やバンニングには細心の注意が必要です。
- 【 ガラス製品 】
- ガラス製品や陶器など割れやすいものは、しっかりと梱包し、更に入念に養生した上でバンニングする必要があります。