株式会社丸山運送|Maruyama the 080
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物流コラム Vol.23 「将来ただ一つだけ判っている日本の未来について」③

三浦です。前回のコラムではA IやIOTの介入により省人化と標準化が進み物流会社が差別化する領域が段々と少なくなっていき、付加価値の創造が難しくなってくる…

「運ぶ・保管する・梱包する・手配する」これらの基本オペレーションは装置産業化するというところまで進みました。冒頭に話をした労働人口減少が進む日本の物流業界(特に中小零細企業)にはなかなか困った状況になるのか見えてきたのではないかと思います。

さて、これからの物流会社に求められる人の戦略は?取り組まなくてはならないことは?

装置産業化により物流を取り巻く事業環境変化は待ったなしです。

これまでの常識にとらわれないことを前提に人、ビジネスモデル、ビジネスプロセスを変革・進化させなければ生き残るのは難しい時代になるのではないかと考えます。同時に物流ビジネスに求められる人材像も変わってくるのかもしれません。

例えば・・・

■お客様のところへ足繁く通う>顧客からの要望、依頼に最大限応える

⇨結果事業が拡大するように、対応力が高い人材を活かす切り口のビジネスモデル

■会社のパーパス(存在意義)から自社固有のサービスの創造。

お客様のニーズに応え続けるという基本線と並行して会社独自のサービスを設計し、実行していくことが求められる。

⇨イノベーションマインドを持った人材を活かしたビジネスモデルの構築。常識や慣習にとらわれず現状の課題をさまざまな切り口から解決・改善できる人材が必要。

つまりロジスティクス4,0装置産業化の利点、テクノロジーを生かした省人化を推し進めつつ高付加価値なサービスの開発や発展に人を介在させることが重要です。お客様、社会から選ばれるための差別化領域の開発、多角化を推進するための教育機会を提供し続けることにより新しいそれぞれの物流会社特有の高付加価値が創造されていくと考えられます。

一方、現場の目線で考えてみると働きたい人がいつまでも働き続けることができる社会を作ることが少子高齢化による人口減少の進んでいる日本では必要なことでもあります。

そんな環境の中、当社のような大型のトラックを走らせ公道を使わせていただいているビジネスでは安全の確保、追求が一丁目一番地です。働きたい人がいつまでも働ける社会の実現やビジネスの根幹には安全の確保は欠かせない問題です。運転や作業という仕事においては誰しもが年を重ねれば認知機能が低下し、安全の確保が難しくなってしまうことは避けられません。実運送事業を行う我々は安全の確保に自動運転や、A I/IOTなどのテクノロジーの進化を活用し、ドライバーの仕事をいつまでも続けたい。そんな働き手がいつまでも働くことができるような雇用体制の構築を推し進めながら、人が介在することの高付加価値を『現場』と『サービス設計』の両面で同時に提供する事業、組織運営の実現が我々には求められるのだと考えます。

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