お知らせ
ANAビジネスソリューションズ㈱さまより講師・滋野先生をお招きし、3月21~22日の二日間にわたり‟ヒューマンエラーの発生をいかにして防止するか“というセミナーを開催いたしました。

参加したのは弊社代表、専務をはじめとした取締役全員、各部署の責任者および部署で選ばれた担当者。もちろん岩手、八千代、東京、名古屋、福岡の各拠点の責任者・担当者も出席して、かなり大掛かりなセミナーとなりました。
ANAビジネスソリューションズ㈱さまは、航空会社としての知識・経験やノウハウを各企業の事業品質向上と組織活性化のために活かしてもらおうと1988年に設立されました。
弊社は今回、様々お持ちになっているプログラムの中から「ヒューマンエラー」というテーマをリクエスト。
ヒューマンエラー対策の目的として掲げているのが、
◆ ヒューマンエラーによる損失を防止
◆ お客様に信頼される商品・サービスの提供
◆ 辛い思いをする仲間を出さない
というもの。私は、この三つ目の「辛い思いをする仲間を出さない」という点に心を動かされました。これは正に当社に当てはまる考えです。そして、レクチャーの中身は‟さすがは航空会社“と舌を巻くようなシビアな内容でした。

ここでANAグループが掲げている安全理念をご紹介します。
- 安全は経営の基盤であり社会への責務である
- 私たちはお互いの信頼のもと確かなしくみで安全を高めていきます
- 私たちは一人ひとりの責任ある誠実な行動により安全を追求します
いずれの文言も弊社にぴたりと当てはまります。
実は、数年前から「安全は、Maruyamaにとって絶対的な経営の基盤です」という考えを社内に定着させようと、機会あるごとにポスターや社内報などの印刷物にこの文章を使用してきました。

しかしながら、社員がこのフレーズをどのように捉えているのか見当が付かず、継続して使用するべきかどうか心が揺らいでおりましたが、今回の研修においてANAグループさまも「安全」を弊社と同様に捉えていることを知り、使用しつづける勇気と言葉の意味するところの自信を深めた次第です。
今回のセミナーは、目から鱗の二日間でした。また、運送会社であるMaruyamaが航空会社の安全に関する高度なノウハウを取り入れようとする積極的な姿勢に、自分が所属している会社でありながら感心した次第です。
大友 淳一 / 管理本部