株式会社丸山運送|Maruyama the 080
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物流コラムvol.51:「個人情報の保護」

皆さん、「運転手」と「運転士」の違いをご存じでしょうか。辞書によると、「運転手」は運転をする人という意味の言葉であり、「運転士」も「運転手」であることに変わりはありませんが、「運転士」とすると運転が職業であり、資格が必要とされます。

先日、バスに乗った際に何気なくバスのフロントガラス付近を見たところ、何かが足りないことに気づきました。昔はバスのフロントガラスに「運転士〇〇〇〇」と氏名が表示されていましたが、その氏名の表示がなくなっていたのです。そういえば、バスだけでなくタクシーも、運転士の氏名表示が以前はあったのですが、最近ではなくなっていることを思い出しました。トラックには運転席のドア付近に「運転士〇〇〇〇」とのネームプレート、またはリア扉に「私は安全運転をしています・氏名〇〇〇〇」とのネームプレートがあったのですが、最近では少なくなったように感じます。

そもそも、運送会社がネームプレートを取り付ける理由は何でしょうか。ある運送会社によれば、「法律で指定されているものではなく、あくまでも社内規定」であり、ネームプレートを取り付けることで自分の名前が誰かに見られているという意識のもと、安全運転を心掛けるきっかけになるとしています。また、何か運転上のトラブルが発生してしまった場合、ドライバーを名指しでご連絡いただくことが可能なため、非常に便利といった理由のようです。

しかし、最近は個人情報の保護が重視されるようになり、また、プライバシーを守ることで働きやすい業界になることを目指して、大手物流会社もドライバーの名札を廃止する流れに変わりました。路肩での停車などに対して通行人から厳しいクレームが寄せられる場合もあり、またSNSで個人名が拡散されるなど、従業員に危害が及ぶケースもあるようです。昔は良かったことでも今の時代では問題になることもあるのでしょう。これも時代の流れなのでしょうか。

海外企画部/宮﨑

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