株式会社丸山運送|Maruyama the 080
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物流コラム Vol.20 「物流という仕事の価値」

日本においては、物流という業種は兎角良くない印象を持たれてきたと思う。今でこそあまり聞かないが、3Kという言葉の代表格が物流業だった。3Kとは、きつい、汚い、危険、を表す。しかし、最近はこのイメージが徐々に変わりつつあると、業界内にいて思うことがある。

 当社では2018年度から本格的に新卒採用を開始したが、この年代は東日本大震災発生当時は中学生に当たる。未曽有の大災害が襲い、通常の生活ができなくなるという経験を通して、彼らには社会生活の基盤を支える仕事をすることで社会貢献をしていきたい、という意識が強く根付いているように思う。実際に、当社は物流事業者であるが男女問わず新卒の学生を迎え入れることができており、彼らの多くが「物流の大切さを知った、人の役に立つ仕事をしたい」という志望動機を胸に当社に来てくれている。

 

2020年から、今度は想像もしていなかった厄災が日常生活を襲った。新型コロナウイルスである。それまでのビジネススタイルが一変するほどの大変革をもたらしたこの出来事は、しかしながら改めて物流の大切さを浮き彫りにさせることとなった。接触が制限される中での商品の流通。どれだけ状況が変化しても決して途絶えさせてはいけないものが物流であると、私たちは改めて認識させられた。そして、かつては3Kと言われた物流業は、いまや人々の生活を支えるために欠かせない【エッセンシャルワーカー】と呼ばれている。

物流業界は今、様々な課題を抱えている。ドライバー不足、2024年問題、燃料高騰、コンテナ不足、一見するとあまり良いニュースが見当たらない。そんな中で、若い世代が物流に新しい価値を見出し、新しい付加価値を生み出してくれると期待できること、この大きな可能性があれば、日本の物流業界の未来は決して暗くないのではないかと思うのである。

マーケティング本部 櫻井正悟

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