株式会社丸山運送|Maruyama the 080
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物流コラムVol.34 「今度は半導体供給過剰?」

2022年に過去最高額を更新する勢いで成長を遂げた半導体市場も、2023年には業績見通しの下方修正や投資計画の見直しが相次いでいる。いったいどうなっているのか?

とりわけ、半導体回路装置、すなわちメモリー半導体の減速だ。半面、電気自動車など車載向けやデータセンターで使用されるパワー半導体はまだ需要が継続している。

市場の二極化が進んでいるようだ。

メモリー半導体市場の減速は、新型コロナウイルス感染のパンデミック発生以降、2年以上続いたPCやスマートフォンの在宅特需が一巡し、在庫調整のプロセスに入った影響が大きいものとみられるが、より健全な水準にリバランスされるとの見方もある。

一方、車載向けと産業機器向けのパワー半導体は需要が継続しているが、1年前との比較では供給不足が大幅に改善され、サプライチェーンが正常化してきており、「2023年第1四半期(1~3月)には供給不足が解決する」との見通しを示している。

今後半導体市場はどうなっていくのか、ある大手ファウンドリCEOは、メモリー半導体の在庫調整は2023年前半まで続くとしているが、車載向けに関しては2023年いっぱい供給不足のままとしている。

様々な要因を分析していると、2020年から2022年にかけての半導体市場の急成長は、コロナ禍の特需であり、いままで何度も繰り返されているシリコンサイクルの一現象に過ぎないと言える。したがって2023年はシリコンサイクルの底辺あたりであるが、2024年から2025年以降に再びプラス成長に向かうとされている。今後も動向には注視が必要だ。

 

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