株式会社丸山運送|Maruyama the 080
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物流コラムVol.38 「どうなるトラックメーカーの今後?」

三菱ふそうトラック・バスと日野自動車が経営総合するという驚きのニュースが飛び込んで来た。統合の狙いはシェアの拡大は勿論の事、調達・生産コスト削減の最大化と脱炭素化に向けて拡大を続ける技術開発費に対応する事だと考えられる。この統合により国内トラックメーカーは三菱ふそう・日野自動車連合と、いすゞ・ニッサンディーゼル連合の2極化となるのだが、気になるのは次世代トラックの開発競争である。脱炭素化の為EV化で進むのか水素エンジンで進むのか我々運送業界には重要な問題であり、早急に方向性を決めて頂きたい思いが強い。

次世代トラックについては、個人的には日本が強みとしている内燃機関を使用出来る水素エンジンを採用した方が日本経済にとっても良いと考えているが、今回の統合により純国内メーカーが無くなってしまったため、欧州の意向が色濃い内燃機関排除の方向に進む可能性が高いのかも知れない。

未だ方向性の定まらない日本のトラック業界だが、鍵を握っているのは日野自動車の親会社でもありいすゞの株主でもあるトヨタ自動車なのかも知れない。トヨタ自動車の口利きにより、不正問題でCJPTから除外された日野自動車の代わりに新会社を加盟させる事により、国内のトラック全メーカーでのプラットフォームの共通化も図れ、脱炭素化の技術開発も飛躍的に進むのではないだろうか。

ビジネスチャンスもありそうな今後のトラックメーカーの動向に注視していこうと思う。

運輸事業本部・佐々木

 

※CJP(Commercial Japan Partnership Technologies9:いすゞ自動車と日野自動車が培ってきた商用事業基盤に、トヨタの技術を組み合わせることで、輸送業が抱える課題の解決やカーボンニュートラル社会の実現に貢献することを目標として2021年4月に設立された新会社。

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