お知らせ
前回までは「安全」とはどの様な事かをお話しさせて頂きましたが、今回は弊社の「安全」に対する取組をお話しさせて頂きます。
一つ目は、「安全の‟見える化“」
事故を未然に防ぐため安全性を視覚的に捉える管理体制をとっています。例えばデジタコ、ドライブレコーダー、リスク検知レコーダーなどのデジタル機器を全車両に搭載し、運行状況や労働時間等のデーターを収集。特に、リスク検知レコーダーは乗務員が脇見運転・一時不停止・前車との一定車間距離不足など安全に対するリスクがある行動をAIが検知し自動的に記録。帰庫後、乗務員に注意喚起と改善指導を行うと共に、コックピット内における運転操作以外のリスクを伴う可能性のある行動の削減にも役立てています。
二つ目は、「管理体制の充実」
基地局(各事業所)では自社車両がどこを走行しているのか、リアルタイムに確認することができ、業務用無線機で荷積み・荷下ろし・出発時刻・天候や路面状況など基地局(各事業所)とこまめに連絡を取り合いながら業務に当たっています。
三つ目と四つ目が本来であれば冒頭にお話しすることですが、「身だしなみや挨拶」「整理整頓」が最も重要です。
当社は、‟身だしなみ“と‟挨拶”には特にこだわっています。乗務員は会社の顔・荷主の代理人としての役割がありますから、お届け先に対する対応や態度が悪いと自分自身だけでなく荷主様の信用を傷つける事にもなります。
荷主様から信頼していただくため、「自分は荷主様に代わって配送していのだ」ということを認識すること。「誠意をもってお届け先と接し、好印象を与える行動が、次の仕事につながるのだ」という事をしっかり理解して業務を遂行する。このような教育を行っています。
誰に対しても丁寧に挨拶し、制服をきちんと着こなし、整理整頓ができている乗務員は、業務上のトラブルが無く、会社からもお客様からも信頼されます。整理整頓ができているということは、心のゆとりの表れではないでしょうか。
トラックドライバーはドライブのプロフェッショナルです。当社では、交通ルールを誰よりも熟知し、公共の道路を使わせてもらっていることに対する感謝の気持ちを忘れることなく、事故を起してはならないという強い信念でハンドルを握る事という指導をさせて頂いています。
これからも社内から不運な出来事を出させないよう、いつも笑顔で明るい社内を継続していきたいと願っています。
安全統括室 細川